手間ラク

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人生の手間をラクに変えていく日記

緊張やあがり症に強くなる方法│緊張を100%味方にする3つの対策

緊張

どうもタマです!

生きていれば緊張することはありますよね。

 

「これから皆の前でプレゼンかぁ、緊張するなぁ」

「〇〇部長に案件をうまく伝えられるかなぁ」

「発表会うまくいくかなぁ」

 

とか、

 

「ファミレスで注文するとき声が小さくなる」

「気になるあの人に話しかけるとき心臓がドキドキする」

「結婚式のスピーチで足が震える」

 

あるあるですよね。

あなたも経験したことがあるはず。

 

緊張の度合いも場面によって違います。

 

そもそも緊張することって悪いこと?

 

実は私たちの「緊張」の捉え方によって、緊張が敵になることも、

強い味方につけることもできるのです。

 

今回は緊張の捉え方をガラッと変えていきましょう。

 

 

 

そもそも緊張って何なの?

 

生き物は外敵などから危機を感じると脳がストレスを感じ、ノルアドレナリンという物質が出ててきます。

すると交感神経が優位になります。

 

リラックスとは逆の状態で、とても覚醒している状態。

これが「緊張」です。

 

簡単に言うと、警戒モードに入っている状態。

 

「この人にどう思われるかなぁ」

「あの人の前で恥をかきたくない」

 

このように、

起こるかもしれないリスク(危機)に対して警戒しているのですね。

 

緊張すると次のような症状があらわれます。

 

「心臓がドキドキする」

「顔が赤くなる」

「呼吸が浅くなる」

「頭の中が真っ白になる」

「手足が震える」

 

これらの症状はノルアドレナリンが過剰に分泌したときに起こります。

生存本能が働いている状態とも言えます。

外敵から身を守ろうとしているのです。

 

これは自然界で生きている動物なら当たり前の現象です。

 

なぜかというと、 

この機能があるからこそ人類や動物たちは、自分を守り今日まで生きてこられたのです。

 

例えば大昔、

得体の知れない相手に対して緊張(警戒)しなければ、命を奪われていたかもしれません。

木の実をとろうと向こうの草むらにホイホイ入っていったら、猛獣に襲われてしまうかもしれません。

 

つまり、われわれが初対面などで緊張するのはこのためです。

何が起こるかわからないから警戒するのです。

 

緊張するのは本能であって「あなた」のせいではありません。

むしろ、緊張しない生き物はいません。

私たちに備わった生き延びるための能力なのです。

 

あのプレゼンの神様、スティージョブズだって緊張したと言います。

 

なので「私はすぐ緊張してしまってダメだ…」などと落ち込まないでください。

緊張は悪いものでもなんでもないのです。

 

ここまで読んだあなたは、

「本能で緊張するのはわかった。でも緊張したらどうすればいいの?」

と思っていますよね。

 

大丈夫です。

「緊張」というものの捉え方を変えましょう。

まずは「緊張=悪いこと」という固定概念をブチ壊しましょう。

 

実は緊張しているとき「やる気」と「集中力」が上がっている

 

緊張には良い効果があります。

緊張しているとき、ノルアドレナリンが分泌されるといいましたね。

この物質が私たちのやる気と集中力を高めてくれることが研究によりわかっています。

 

意外ですよね。

 

緊張するとネガティブなことしか起きないと思い込みますよね。

しかし、普段よりも洞察力が高まりパワーアップしている状態なのです。

これを使わない手はありません。

 

緊張をネガティブなものだと思うと、この恩恵は受けられない

ここで大事なポイント!

緊張を悪いものだと思い込んでいると、私たちはパワーアップできません(笑)

本当にネガティブな影響を受けることがわかっています。

 

じゃあ、ここから先は「緊張」したときの具体的な対策をご紹介します。

「緊張」は悪いものじゃない、強い味方につけましょう。

 

1.「緊張」を受け入れてポジティブに言い換える

緊張を受け入れる

まず緊張を味方につけます。

自分が「緊張している状態」をポジティブに言い換えましょう。

この言い換えを行うことで、先ほどの「やる気」「集中力」があなたのみなぎるパワーになります。

 

たとえば、自分の発表の順番が近づいてきて、

だんだん心臓がドキドキしてきたとします。

 

これまでなら、

「ヤバイヤバイ、緊張してきた…」

「大丈夫だ大丈夫だ!落ち着こう」

と思いますよね。ネガティブに捉えがちですよね。

 

これは良くないのです。

人間は落ち着こうとしたり見ないようにすると、かえってそれに苛まれてしまう生き物なのです。

 

そんなとき、こう考えましょう。

 

「今わたしは緊張している。でも緊張は良いものなんだ。

心臓がドキドキしているのは全身にエネルギーを送っている証拠。

だから、やる気に満ち溢れているんだ!」

 

こんなんでいいの?

 

こんなんでいいんです。

こうすることで、本番に強くなったり能力が高まることがわかっています。

緊張を受け入れてください。

とにかく自分に言い聞かせましょう。

 

ここで間違えないでください。

 

緊張していることを見ないようにして、ポジティブなことだけ考えるのではありません。

 

緊張の状態をしっかりと受け入れた上で、その「状態」をポジティブに言い換えているのです。

 

まったく意味が異なります。

 

これはポジティブセルフトークというテクニックです。

「緊張」は悪いものではないとわかったら、良い影響を受けられるようになります。

 

2.身体の感覚に注意を向ける

瞑想

本番中など、

あまりにも症状が酷くて落ち着きたいとき。

 

「心臓がバックンバックン!」

「頭の中が真っ白でパニック!」

「手足がガタガタ震える!」

 

こんなときはリラックスする必要があります。

ボディスキャンというテクニックをご紹介します。

 

どういうものかと言うと、

「今感じている身体の感覚に注意をむける」という方法です。

 

たとえば、

「なんだか左肩のあたりがかゆいな」

「足の裏に違和感があるなぁ」

「さっき階段をのぼって太ももが張っている感じがするな」

 

というように、自分の身体が感じていることを全力で探しましょう。

これは瞑想の一種でリラックスする効果があります。

 

眠くなるほどリラックス効果があるため、

緊張している時に行うと、ちょうどいい緊張感まで落とすことができます。

 

適度な緊張感で、最高のパフォーマンスを見せつけましょう。

 

3.「見られている側」から「見ている側」にチェンジ

面接

あなたも面接を経験したことがあるはず。

企業や学校に面接を受けに行ったことありますよね。

 

あれって緊張しますよね。

なぜだと思いますか?

 

面接というのは「面接官」がいて「面接者」がいるわけです。

当たり前ですが、面接官は絶対に緊張しません。

一方、面接者は緊張します。

 

この違いはなんでしょうか。

 

面接官は、

どんな人物が来るのか、うちの企業にふさわしいかどうかを

「見て」います。

 

面接者はどうでしょう。

何を話したらいいか、所作は大丈夫かを

「見られて」います。

 

ここです。

 

つまり、「見ている側」か「見られている側」かの違いだけです。

気にかけているところが違います。

 

わたしたちが緊張する場面を思い浮かべましょう。

 

「朝礼で自分の番がまわってきたとき」

「会議の席で発言しないといけないとき」

「なにかの発表で人前に立ったとき」

 

どれも「見られている」と思っているときですね。

これを「見ている側」、面接官の気分で見てみましょう。

 

「あの人は何に興味があるのかな」

「どんな話をしたら楽しんで聞いてくれるかな」

 

 相手をよく見る必要があります。

 

相手を見ないとかえって「見られている」気持ちになる

相手をしっかりと観察しましょう。

見ないでいると、かえって心の視線が気になり出します。

 

先にもいいましたが、人間は見ないようにするとそれに苛まれる生き物です。

 

そこでポイントは、

相手の立場を想像すること。

 

すぐに緊張する人の決定的特徴は、

自分のことしか考えていないということです。

相手視点になることが重要です。

 

最後の方法は書籍よりご紹介させていただきました。

 面接官は緊張しない。その意識をさまざまな場面に活かすテクニックや考え方を学べるのですぐに使えます。

 

緊張の本質的な原因がわかるので、

あがり症をなんとかしたい人、詳しく知りたい人は一読の価値アリです。

 

まとめ

いかがでしたか。

最後におさらいすると、

 

・緊張はネガティブなものではない

・緊張しているときパワーアップしている

 

緊張したときの3つの対策は

 

1.「緊張」の状態をポジティブに言い換える

2.身体の感覚に注意を向ける

3.「見られている側」から「見ている側」にチェンジ

 

でした。

 

まずは緊張を受け入れることから始めることです。

決して悪いものではない。

 

私自身も会議などでとても緊張していました。

自分で何を喋っているかわからなくなることもありました。

 

ですが、紹介した3つの方法を使うようになってからは落ち着いて自分を捉えられるようになりました。

 

この意識付けからスタートしていきましょう。

 

ではまた。